快適なホテル
居心地の良いホテル
朝7時、ホテルの1階にある食堂に宿泊客が下りてくる。明るい光が降り注ぐ朝食スペースでは、焼きたてのパンが数種類、それからコーヒーやお茶が提供される。壁には絵画が掛けられ、テーブルの上には生花が生けられた花瓶がある。窓の外を眺めれば、草木や花が気持ちよく前定されている。シングルルームが1泊当たり約5000円のホテルとは思えない、ゆとりある空間が広がっている。決して広くない客室だが、ライトやいすなど備品ひとつひとつが洗練されていて、おしゃれな印象だ。壁には小さな絵が掛かっている。絵は客室ごとにそれぞれ違う。ホテルの名前は「セブンデイズホテル」。高知市の中心部にある本館と、そこから歩いて1分もかからないところに別館がある。
常に80パーセントのホテル
客室数はともに80室の、小さなホテルだ。「自分が泊まりたいと思うホテルをつくろうと考えました」オーナーの川上絹子さんはそう話す。客室稼働率は本館の開業から7年たった今も80%前後をキープしている。川上さんは、その柔らかな物腰で「うちはビジネスホテルです」と謙遜するが、客周はビジネスマンにとどまらない。休日のビジネスホテルは稼働率が平日と比べて落ちるが、セブンデイズは予約でいつぱいになる。値引きやポイントサービスがあるわけではない。居心地の良さが評価されてのことだろう。